親子コミュニケーション講座

あたたかいコミュニケーションは、大切な人との信頼関係を強くします。その反面、どんなコミュニケーションをするかによって、大切な人を深く傷つけてしますかもしれません。子どものためと思っての言動が、時に逆効果になることもあります。
「育児の方法」と同じようにコミュニケーションの方法も学ぶ。

日本の子どもの自己肯定感は、世界的に見てもとても低いという調査があります。
自分を肯定的に捉える、あるいはありのままの自分を受け入れるということは、子どもが将来さまざまな困難を乗り越えて充実した人生を送るためだけでなく、他者と協調していくためにも必要なことです。

世界の自己肯定感調査
自分をダメな人間だと思うことがある

日本	７２．５％
中国	５６・４％
アメリカ	４５・１％
韓国	３５・２％

出典：国立青少年教育振興機構

自分を否定的に捉えると、他人のことも否定的に捉えたり、他人からの言動を被害的に捉えたりすることで、いじめ問題や、対人関係がうまく成立しなくなる傾向があります。
自己肯定感の低さは、コミュニケーション力にも大きな影響を及ぼしていると考えられています。
「いじめは一部の子たちの問題」は大間違い。
小学校4年生から、中学校3年生の６年間にわたり１回でも、仲間はずれ、無視、陰口など「暴力を伴わないいじめ」の経験を尋ねる追跡調査の結果はこういうものでした。

いじめを受けた　　９０・４％
いじめをしていた　９０・４％
出典：文部科学省国立教育政策研究所「いじめ追跡調査2013-2015」より

うちの子は大丈夫、仲良しの友達がいるから・・・。
いくら我が子だけを囲っても、子どもは親の目の届かないところで、様々な人たちと生きていかなくてはなりません。我が子がいつ加害者になっても、被害者になってもおかしくないところにいるのが今の子どもたちです。

人間の脳は、５歳〜６歳頃までに大人の９０％程度まで大きくなり、０歳からその頃までの経験によって「思考パターン」の９５％が決まるとわかっています。
また、ハーバード大学育児研究センターによると、こどもの将来の学業成績やコミュニケーション能力の違いは、０歳〜６歳の間に、 「大人とどんな関わりをしたか？」 で決まると言われています。
このように、才能や学歴、そしてキャリアを活かす鍵となるコミュニケーション能力の土台は、幼少期の頃にほとんど決まってしまう のが現実です。
そしてその時期に、関わる時間がとても長く、また誰よりも影響力の強い存在は、お母さんです。
マザーズコーチングスクールでは、こどもの将来のコミュニケーション能力の土台となる、重要な４つの要素を育てることを目的とし た、お母さんのためスクールです。
お母さんが、こどもとどのようなコミュニケーションをはかるかで、将来のこどもの能力が大きく変わってきます。子育ての質は、母 と子のコミュニケーションの質で決まると言っても、過言ではありません。

迷わない子育てを楽しめる応援ができる講座になれれば幸いです。